トレンダーズと水原希子と渡辺直美①
本日1Q決算のあったトレンダーズについて書きたいと思います。
私は株を買うにあたって事業内容はもちろんですが、以下の3点を重視しています。
1.設立年
2.経営者
3.社員による評価
以下この3点についてトレンダーズを評価していきます。
1.設立年
設立は2000年とかなり若い会社です。上場は2012年で、全力2階建てには結構散々な事を書かれてましたね。
クチコミ拡散プロモーション(ステマ)のトレンダーズが新規上場、電通出身のキレナビ編集長伊藤春香(はあちゅう)さんの保有資産も5千万円突破なう : 市況かぶ全力2階建
設立年はその企業がどのステージにあるかを考える上で重要と考えます。
ピーター=リンチはその著「ピーター・リンチの株で勝つ」にて以下のように述べています。
『会社の成長過程には三段階がある。本業の発展を成し遂げる始動段階、新規事業へ進展していく急上昇段階、もうこれ以上成長が難しい飽和状態に近づきつつある成熟段階、の三つである。これら三段階は、それぞれがだいたい七年くらい続く。』
『第一段階での投資は、企業の成功が明確になっていないという意味で最も危険なものである。。第二段階は、第一段階での成功パターンを繰り返す最も利益をあげられる、安全な時期である。第三段階は、企業が限界に近づきつつあり、それ以上の成長のためには他の方法を模索しなければならないという意味で、最も不確かな段階である。』
これによるとトレンダーズはまさに第二段階にあると言えます。
2.経営者
2014年に創業者である経沢香保子の元夫の岡本伊久男が代表取締役社長に就任。
企業ブランディングを手がける株式会社シー・アイ・エーから、平成12年にマーケティング調査事業を行っているマクロミルに入社し、3年で同社のCFOになっています。なかなかのやり手のようですが、社長メッセージで腕を組んでいるのはマイナス要因です。
ピエール瀧を男前にした感じでですね。
3.社員による評価
最近は社員による会社の口コミ評価を見ています。
人材の長期育成が低いのが気になりますが、他の面では高評価ですね。社員の士気は高そうです。
ちなみに2362 夢真ホールディングスはこんな感じです。
好業績が続き株価も順調なようですが、社員による評価が低い会社が持続的に成長できるものでしょうか?
私はこんな会社は買いません。
次回はトレンダーズの事業と経営状況について書きます。