2019年5月総括 年初来比+25%
令和元年はマイナススタートでした。。。
今週Twitter上で、バリュー VS グロース の議論が盛んでした。
バリュー株投資は現在の資産と現在の株価との乖離を取る投資法であり、
グロースは未来の資産(=利益の積み重ね)と現在の株価との乖離を取る投資法というだけで、どちらが優れているというものではないのですが、一部のバリュー株投資原理主義者が被害妄想的に暴れたせいで変なことになってましたね。
株水兵さんのこの議論に関するツイートがとても秀逸でした。
ある人は会社の資産を現金同等価値に引き直して負債を引き純資産価値を導き価格と比較する。
— 株水兵 (@kabusuihei) 2019年5月30日
ある人は会社の収益をある程度弾き、収益の将来価値を現在価値に割り引いて、純資産を加えて価格と比較する。
これらは間違ってなく、資産→収益の順に変化率が低いので、時間軸を長くする程確度が上がります
対してこれはちょっとwww
そうなんですね。バリュー株スインガーというカテゴリーがあったとは。勉強になります。
— ケイ (@kei_invest) 2019年5月30日
リネットジャパンはモルガンスタンレーへの新株割当の行使許可が7500個出ました。
5/30~6/12の期間に行使され、7900(3月までの行使分)+7500(今回の行使分)/22000(発行総数)=70%となります。
資料によると6月末までに完了を目指すということで、それまでは需給が緩みそうです。
ウォンテッドリーは特に内部要因なしに高値の5770円から3355円まで42%下がっています。
ただ、4900円あたりで3分の2売っているので、これはナイストレードでした。
6/19に名刺管理サービスとして競合のSANSAN(私は厳密には競合だとは思いませんが)が上場しますが、1219億円のバリュエーションはアタマおかしいとしか思えません。SaaSバブルの象徴と言えるでしょう。
ロゼッタも同様に高値の4995円から3270円まで35%下げてます。
昨日発表された有価証券報告書では受注残6.2億円となっていますので、次Qも大丈夫そうです。
この2つはTwitter上でかなり盛り上がったので、その分の短期資金が抜けている感じがします。
プロレドは1株→2株の分割が5/17に発表されました。
翌日一瞬高値を付けましたが、またジリジリと下がる展開となりました。
分割する時、PTSではどういう扱いになるのか知らなかったので、これを期に注視したいと思います。
最近重視している「カイシャの評判」では投稿数が増え、更に高評価になっていたので、採用は順調なのかな、と思いますが、IRに問い合わせてみたところ教えてくれませんでした。
シノプスは1Qの発表があり、営業赤字でした。2Qと4Qに利益が集中する傾向があり、会社側も予定通りとしていますが、急落しました。
以前から大手コンビニ2社と交渉中とあり、実際セブンイレブンで野菜と果物を売り始めているのをよく目にしていますので、いずれ会社側から導入決定の発表があるのを期待しています。
チームスピリットは高値からずるずると下げ、分割してむしろ更に下げていましたが、今日特に理由なしに急騰していました。カオナビと資金が循環している感じがします。
カオナビは今年のIPOの中ではかなり有望とは思っていましたが、チムスプに並ぶ413億円まで上がるとは意外でした。バックにリクルートがついているのが強いのでしょう。
Amaziaは現在踊り場ですが、強いです。
マンガBANG!のアプリ売上のランキングも上位を保っています。
チェンジはなんというか、これまで買った株の中で一番つらい展開になっています。
これまでふるさとチョイスは泉佐野市他のふるさと納税高還元率を誇る市を締め出して来たのですが、泉佐野市他がふるさと納税対象外となったことで、その分が戻ってくることが期待されます。
増資はまあ良いとして、経営陣の売出しが気になっていたのですが、IRに問い合わせてみたところ、かなり色よい返事が即返ってきたので耐えるつもりです。
CYBOZEは主力製品のkintoneの評判がかなり良いです。
Twitter検索すると導入してよかったという声がたくさん見つかります。
プロレドと入れ替えたいな、とも思っているのですが、ちょっと割高感もあり、市況が怪しい雰囲気なので、一旦手放しました。
スクエニは6/1にスマホ版のドラクエを出すと発表され、それがドラクエGO(仮)なのではないかという憶測が出ました。
材料の割には上げてないおらず、下値も発表前の3420円と限定的なのでたくさん買いました。5/28の寄りを見ていればその時に買ったのですが。。。
リネットジャパン 600株@913円→1357円(+48%)
ウォンテッドリー 200株@2463円→3355円(+36%)
ロゼッタ 200株@1861円→3270円(+75%)
プロレド100株@10035円→11240円(+10%)
シノプス 134株@14681円→16000円(+4%)
チームスピリット 600株@3359円→2992円(+52%)
Amazia 400株@4127円→5180円(+25%)
チェンジ 500株@3339円→2610円(-21%)
NISA
プロレド100株@9860円→11240円(+14%)
信用
チェンジ300株@2636円→2710円(-1%)
スクエニ600株@3725円→3825円(+2%)
現金13万円
資産 1189万円
年初来比+25%
12ヶ月間平均パフォーマンス-2.8%
それでは皆さん良い週末を!
週末の間にドラクエGOのリークないかなあ...
2019年5月第3週
月曜日に一瞬、資産が投資来高値を記録したけど幻だったようです
先週チェンジの決算があり、増資の発表とともにストップ安を喰らいました。
増資の理由としては、借金の返済とM&A等に充てるとのことです。
トラストバンクみたいなナイストレードを決めてくれるんじゃないかと期待しながら買い増ししました。
後はAmaziaを買い増したり、CYBOZEを打診買いしてみたり。
リネットジャパン 600株@913円→1273円(+39%)
ウォンテッドリー 200株@2463円→3305円(+34%)
ロゼッタ 200株@1861円→3685円(+98%)
プロレド100株@10035円→10670円(+4%)
シノプス 134株@14681円→17310円(+13%)
チームスピリット 300株@3359円→5760円(+%)
Amazia 400株@4127円→5490円(+33%)
チェンジ 500株@3339円→2764円(-17%)
NISA
プロレド100株@9860円→10670円(+8%)
信用
チェンジ200株@2872円→2764円(-3%)
CYBOZE100株@1173円→1183円(+0.7%)
資産 1210万円
2019年5月第2週 さようなら平成、はじめまして令和
令和元年、相場は波乱含みのスタートですね。
色々利食いして余力を持て余してたおかげで、あまり下げには付き合わされずにすんだのはラッキーでした。
今週は手間いらずの決算がありました。
中国大手ホールセラーとの提携の影響が出る期待を捨てきれず、決算ギャンブルをしたのですが、まあ普通の決算で、でも少し上がったのでこりゃ幸いと速攻売りました。
CYBOZE、弁護士ドットコムは相場全体の雰囲気が怪しかったので、利益が出ているうちに撤退しました。
CYBOZEは五月さん×ぱりてきさんのツイキャスで知ったのですが、まあひどい社長なんですね。株主軽視どころか、株主憎悪してるかのような発言。会社自体は良いのにもったいない。
あとは、Amaziaをまた買いました。前は2500円位で売ってたのですが、これは性質なのか高値で買い直すことに全く抵抗はありません。
チェンジも買いました。会社資料を読んでるとバラ色の未来しか見えないんですよね。来期からIFRSに移行するらしく、トラストバンク買収ののれんも外れるので見た目も良くなります。あとはトラストバンク→地方自治体へのパイプを活かせるか。
本日発表のシノプスの決算は会社によると「予定通りの赤字」とのことですが、まあこれは月曜日くらうでしょうね。
いくで。やるで。シノプス買い増しや。と言いたいところですが、余力が。。。
昨日一瞬、投資来高値を更新したのですが、それをツイートした瞬間に陥落しました。
どやるんじゃなかったなあ。
現在のポジション
現物
リネットジャパン 600株@913円→1333円(+46%)
ウォンテッドリー 200株@2463円→4200円(+70%)
ロゼッタ 200株@1861円→4090円(+119%)
プロレド100株@10035円→10850円(+6%)
シノプス 134株@14681円→18570円(+26%)
チームスピリット 300株@3359円→6230円(+85%)
Amazia 300株@3931円→4460円(+13%)
チェンジ 300株@3702円→3790円(+2%)
NISA
プロレド100株@9860円→10850円(+10%)
中~長期投資のつもりでやってるのですが、なんとまあポジションがころころ変わるのか、と自分でも思いますね。
今後はAmazia、チェンジを買い増す方針ですが、来週にはぶん投げてるかもしれません。
現金
117万円
計1268万円(昨年末 960万円)
年初来比+32%
2019年4月総括
今日が平成最後の取引日でしたね。なんだか寂しく感じます。
今週はシノプスのポジションサイズをもう少し大きくしたかったので、SBI証券で端株取引をしました。
分割、してくれないかなあ。
現在のポジション
現物
リネットジャパン 600株@913円→1265円(+38.55%)
ウォンテッドリー 200株@2463円→4420円(+70.5%)
ロゼッタ 200株@1861円→4265円(+129%)
プロレド100株@10035円→11430円(+11.9%)
シノプス 134株@14681円→18880円(+28.6%)
チームスピリット300株@3359円→5530円(+78.6%)
CYBOZE 500株@1024円→1024円(+2.93%)
弁護士ドットコム 100株@3952円→4315円(+9.16%)
NISA
プロレド100株@9860円→11430円(+15.9%)
現金
253万円
計1261万円(昨年末 960万円)
年初来比+31.3%
直近12ヶ月間パフォーマンス
+1.4%
私は29日から地獄の60時間耐久勤務が待っていますが、皆さんは良い週末を!
3925 ダブルスタンダード分析
3925 ダブルスタンダード;ビッグデータの生成・提供と活用サービスの企画開発が2本柱。
創業者は中島正三 49歳
なんかイラッとする顔してますね。
大学卒業後(大学は不明)保険会社をあちこちした後2003年独立しパワーテクノロジー(SEO会社)を設立。プレステージ代表取締役である玉川進一が支援。
2012年ダブルスタンダードを設立。
https://japan.cnet.com/article/20350988/
http://iroiroblog.com/double-standard-ipo/
→「創業者のコネ取引先ばかり」とのこと。
「ダブルスタンダードの予想通りの悲しい決算」
http://iroiroblog.com/double-standard-kessan/
→相変わらず取引先は3社で84.8%を計上
→売上1084、たったの+14.4%の低成長とのこと。
(→しかしその後2回上方修正し1364(+43.9%)に)
2012年スマッシュマーケティング設立
2013年ダブルスタンダードを吸収合併し、商号もダブルスタンダードに。
2015年マザーズ上場
2018年11月一部上場
代表取締役 清水康裕
1999年積水ハウスに入社、2010年システムソフト(前パワーテクノロジーに入社)
2016年4Qから保有開始
2016年4Q 9.5万株(2.88%)
2018年3月31日に株式分割1→2株
現在19万株(2.8%)保有
創業者中島正三
上場時291.5万株保有
2015年12月上場時に11.15%を市場外で売却
2018年5月に66.72%→52.92%(13.8%を市場外で売却)
2018年8月に52.92%→47.95%(4.97%を市場外で売却)
現在47.9%を保有
従業員35名
前期売上1997/従業員数35=57
前期売上1997(+46.4%) 営利551(+37%)
今期売上予想 2650(+32.7%) 営利(+54.1%)
1Qで上方修正 売上2400→2650 営利700→850
上方修正の履歴
2017年当初売上予想1084→1Q1204→3Q1350 着地1364
当初営利予想350→1Q400→3Q406 着地408
2018年当初売上予想1641→1Q1806→2Q1950 着地1997
当初営利予想490→1Q500~520→2Q535 着地551
2019年当初売上予想2400→1Q2650→3Q現在2195
当初営利予想700→1Q850→3Q現在784
進捗率 売上2195/2650=82.9% 営利784/850=92.3%
売上に季節性なし
4Q決算発表前後の値動き
2016/5/12 終値2057
翌日 始値2022 終値1892 GD+大陰線(前日比-7.77%)
2017/5/12 終値 2035
翌日 始値1907 終値1952 GD+陽線(前日比-4.07%)
2018/5/14 終値 3845
翌日 始値3985 終値3760 GU+大陰線(前日比-2.21%)
「参入障壁が高いビッグデータのの収集と生成に特化し成長を持続」
http://104ka.net/jilist/company/70/
競合他社との比較
バフェットコードさんから引用・2019年4月7日時点
営業利益率、ROE、従業員一人ひとりの営利は抜群に良い。
「カイシャの評判」は65点とよろしくない。
上場来チャートはこんな感じ
バフェットコード神の神PERチャートはこんな感じ
総合
・創業者は怪しいし持ち株売ってるのが嫌だが現社長は有能か
・会社の内部評判はよろしくない
・成長率はかなり良い
・来期予想は保守的で1Qで上方修正しやすい傾向あり
・4Q発表後は必ず下がる
・競合他社と比べると数値はかなり良い
業績は申し分なし
社長が売っているのが個人的に嫌なポイント
取引先がどの程度分散されているかに注目
買うなら5月13日の4Q以後が良さそう
2019年4月第3週
謎の12連勝中です
チムスピは程良い決算だと思いましたが、強烈に上がり1.5倍になったので3分の1利確しました。残りは3分の2の300株になりました。
ロゼッタは予想通りの良い受注状況でこれも強烈に上がり2倍になったので3分の1利確しました。残りは3分の1の200株になりました。
ウォンテッドリーは決算前に2倍の利確ラインに到達したので4900円で3分の1売りました。残りは3分の1の200株になりました。
普通の決算だと思ったのですが、決算前日に急騰した分を帳消しにするS安の後もずるずる下げ、ようやく今日はプラスでした。
プロレドと、リンクス改めシノプスは謎の急騰をしています。
シノプスは200万円分まで買い増したかったのですが、1単元が150万するのでSBIの端株を使いました。手数料高いんですよね。
1.5倍になったら3分の1売り、2倍になったら更に3分の1売り、あとは決算を見ながら売っていくというマイルールを設定し、指値を出しておいたのですが、チムスピもロゼッタも寄ったあとに指値を超えてS高に到達するという流れだったので、ちょっともったいないことをしたな、と後悔してます。
なので終値が利確ラインを超えたら、翌日寄りで売るというルールを加えようと思ってます。
余力も大分出来たので、ちょこちょこ他の会社を調べていたのですが、今更感たっぷりと思われつつも、6027弁護士ドットコムと4776CYBOZEを買っていくことにしました。
ギークスはよくよく考えたら、ほぼ上前ピンはね派遣会社なので売ってしまいました。
手間いらずも疑問点をIRにメールしたところ、ちょっと想定と違っていたのでこれも売りました。
現在のポジション
現物
リネットジャパン 600株@913円→1160円(+27.5%)
ウォンテッドリー 200株@2463円→4420円(+79.4%)
ロゼッタ 200株@1861円→3560円(+134%)
プロレド100株@10035円→11950円(+17%)
シノプス 100株@14100円→14510円(+2.91%)
チームスピリット300株@3359円→5530円(+64.6%)
CYBOZE 500株@1024円→1011円(-1.27%)
弁護士ドットコム 100株@3952円→4159円(+6.15%)
NISA
プロレド100株@9860円→11950円(+21.2%)
現金
253万円
計1265万円
3963 シンクロフード分析
3963 シンクロフード
飲食店向けの総合情報サイトを運営。
求人掲載料課金や広告が収益源。
大株主 藤代真一=代表取締役
1999年アクセンチュア入社
2003年会社設立 会社立ち上げにはアクセンチュア同期2人も一緒
2003年創業
2016年9月マザーズ上場
2017年9月一部上場
大株主の移動
社長の法人(エイトクラウズ)に移動したのみ
時価総額は164億円(2018年4月400億円)
自己資本比率 88.4% 配当なし
売上成長率3y 32.5% 営業利益成長率3y 21.2% 2019年3Q 38.6%
PER 37(2018年4月150)、ROE 16.8%
営業利益率 42.8% 43.2% 35.8%
従業員数78名
売上/従業員数=17.1 利益/従業員数=460万円
経常通期達成率 86%
子会社買収は下期を予定
2Qは外部要因・期ズレで営業利益は減少
KPI飲食店.comのユーザー数は順調に増加(急激な伸びはない)
成長戦略
九州、東北、北海道など展開地域の拡大
アジア、北米に展開
給食事業への展開
2021年期には売上30億円営利11億円を目指す(+63%,+67%)
30%/年の成長率と考えると現在のPER37はやや高いか