国内ビットコイン取引所間に小銭が落ちてた話
今年1月、ビットコインが高値を付けた時にビットフライヤーにお金が落ちてた話を先日書きました。
今回は1月中旬に国内ビットコイン取引所間に小銭が落ちてた話を書きます。
今年1月中旬、ビットコインは170万円前後の価格をつけていました。
その頃ビットコイン国内取引所間でも大きなサヤが生じていました。
コインチェック、ザイフで高く、QUOINEXは安い状況で、価格にして4~5万円、乖離率は3~4%に及んでいました。
価格差がついている時にやるのはやはりアービトラージです。
とにかくザイフ(たまにコインチェック)で空売りし、同時にQUOINEXで現物を買いまくりました。
そしてQUOINEXからザイフにビットコインを送金し、着金と同時に空売りを買い戻して、現物を売りました。
かなり細かく売買しないと板が大きく動いてしまうため、手作業で0.1BTCずつ売買するのは少し面倒でしたが、その作業に見合う分の儲けは出ました。
そしてザイフで現金化した日本円の約3分の1位を銀行に引き出し、QUOINEXに送金して、上の作業を繰り返しました。
ネックとなるのがQUOINEXの着金の遅さで早くても半日、遅いと1日半はかかったので、送金タイミングを色々変えてみたりもしました。
2018年8月現在、国内ビットコイン取引所間でこのような大きな価格差が生じることはまず起こりえないので、この手法は使えません。
しかし、暗号通貨市場はまだまだ未成熟であり、頻繁にミスプライスが起こっています。
引き続き暗号通貨は注視していきたいと思っています。